子供を産む時に開いてしまった骨盤。
そのまま放置しておくと下半身デブまっしぐらの体型になってしまいます!
でも、産後の肥立ちが悪いと体調を崩すことから、しっかりと休息も必要。
これだから産後の骨盤矯正って難しいんですよね。
本記事では、無理なく産後骨盤矯正を始める方法をご紹介いたします!
日常の姿勢を意識する
産後の骨盤矯正って、授乳でしっかり育てている時から始まることが多いのでちょっと大変。
そこで、まず始めていきたいのが日常の姿勢を意識することです。
産後は小さな子供の後ばかり追いかけていないといけないので、どうしても姿勢が曲がってしまいますよね。
しかし、それを放置していると骨盤はもっと歪んでしまいます。
まずは、内ひじの位置から意識するようにしてみましょう。
立っている時の内ひじは、常に外側を向いているように意識してみてください。
ひじの位置をしっかり意識するだけでも自然と姿勢を正そうとする力が加わり骨盤を整える力となります。
骨盤ベルトやガードルを利用して効率よく矯正する
日常の姿勢を意識する時に、一緒に使いたいのが骨盤ベルトやガードルです。
ネットをチェックしてみると、産後の骨盤矯正用に売られている骨盤ベルトやガードルが沢山あります。
どれでもいいので、自分に合うものを見つけて装着しているだけで、ゆがんだ骨盤を心地よく支えてくれますよ!
産後でも出来る骨盤矯正は「ヒップリフト」がおすすめ
日常の姿勢を意識できるようになってきたら、軽い運動にも挑戦してみましょう。
まだまだ寝不足が続く産後。
しっかり眠らないとまた猫背になってしまうので、運動も最初は軽いものがおすすめです。
例えば、子供を寝かしつけて自分も寝る5分前にヒップリフトを行ってみてはいかがでしょうか?
ヒップリフトは骨盤を集中して鍛えることができる運動です。
やり方を説明すると・・・
・仰向けになって膝の間にゴムボールを挟む
・足の裏と手のひらを床につけたまま、ヒップを高く持ち上げる
・持ち上げた状態のまま、ボールをキュッと挟むように膝に力を入れる
・ヒップをゆっくりと下げて、ボールを挟んでいた力を抜く
つまり、ヒップリフトはボールさえあれば寝転がったまま骨盤矯正が可能な運動です。
産後の疲れた体にはもってこいの運動だと思いませんか?
慣れてきたらスクワットでインナーマッスルも鍛える!
寝ながら骨盤矯正を行うことに慣れてきたら、ちょっと動いてスクワットをしてみましょう。
スクワットのいい所は、インナーマッスルを鍛えることができるところです。
体幹がしっかりすると、老廃物が排除しやすくなったり疲れにくくなったりするのでおすすめです。
ただし、スクワットは正しい方法で行わないと足腰を痛めてしまうので、正しいやり方をマスターしましょう。
- 両足を肩幅よりも少し大きめに開く
- 両手を前に出す
- 太ももが地面と平行になるまでゆっくりとしゃがんでいく
ポイントは、しゃがんだ時に膝がつま先よりも前に出ないことです。
慣れるまで難しいかもしれませんが、スクワットはゆっくり行いながら基本姿勢を整えていきましょう。
骨盤まわしで歪みを解消!
最後に、骨盤が歪み続けると股関節も痛くなってくるので股関節を回しながら骨盤の位置を整えるようにしていきましょう。
やり方は簡単で、椅子に座った状態で股関節を軸にして片足ずつ内側から外側へとグルグル回していきます。
左右10回くらいずつ行っていると、少しずつ股関節の位置が正常に戻りだして骨盤も安定します。
上手くできない時は整体に通うべし!
骨盤矯正は産後の肥立ちが良い人なら順調に元に戻す運動ができますが、肥立ちがあまり良くない人だとこのような運動をするのも一苦労となります。
「骨盤矯正して血流が上手く流れるようになったら体も楽なのに、思うように体が動かない・・」ともどかしく思う時には、お金を出して整体に通うのも一つの方法です。
整体で骨盤矯正してもらえば、相手は骨盤ケアをするプロなので何回か通っていれば骨盤を元あった状態に戻してもらえますよ!
産後はあまり無理をするとその後が本当に大変なので、自分が出来る骨盤矯正を選んで進めていくようにしてください。
まとめ
産後の骨盤矯正はゆっくりステップアップしていくことが大切でした。
まずは、骨盤ベルトやガードルを履きながら内ひじが外側を向くように姿勢を意識してみることから始めてください。
そして、体調が順調に戻りつつある時には、ヒップリフト→スクワットと体をどんどん動かしていきましょう。
椅子に座って運動するなら、股関節を柔らかくする運動もしてみてくださいね。
産後の肥立ちがあまり良くない時には、無理をすることなく整体に行って骨盤矯正をしてもらうようにしましょう。
骨盤が整えば、血流が下半身にスムーズに流れるようになるので浮腫みも解消しますよ!